「さくら白桃」カリッとした硬めの歯ごたえが人気です

「さくら白桃」の特徴

山梨県の桜井昭八氏が「川中島白桃」と「千曲」を交配し、生まれたものを選抜育成した晩生種の桃です。

桃の季節が終わる頃に登場する品種のため、知名度は低く、生産量も多くありませんが、大玉で優良な白桃として注目されている品種です。

「さくら白桃」は350~450gと大きめの白桃で、表皮は薄い紅色に色付きます。

肉質が緻密で果汁はやや少なめ、穏やかな酸味と高糖度の甘い桃ですが、一番の特徴は何と言ってもそのカリッとした硬めの歯ごたえです。

硬めの桃がお好みの方にはたまらない品種です。

また、桃の硬さが持続し、柔らかくなりにくいのも大きな特徴です。

「さくら白桃」の収穫時期と食べ頃の旬

「さくら白桃」は晩生種の中でも最も遅く成熟する品種です。

収穫は早い所でも8月末頃~9月下旬頃までとなります。

また、果肉がしっかりとしていて日持も良いので、10月初旬頃まで出回ります。

食べ頃の旬は9月上旬~中旬となります。